ザ・ハウスで建てた家

詳細は省きますが、おおよそ以下のとおりです。
2x4の輸入住宅風。
1階を1R x 2戸と乗用車1台分の屋内車庫、2階を1R x 1戸と2LDK x 1戸の計4戸の共同住宅とする。
各住戸のドアは1階の玄関ホールに設け、2階の住戸へのアクセスは屋内専用階段とする。
屋内車庫の大きさは、内寸で幅4m程度、奥行き6m程度とする。
各住戸はコンパクトな広さとし、建築面積は建ぺい率ギリギリまで大きくしない。（結果として建ぺい率は約39％です。）
各居室エアコン、独立洗面台、温水洗浄便座、浴室乾燥機、IHのシステムキッチン、インターネット環境等、ひととおりの設備を設ける。
施錠できる共用の門扉を設け、郵便受け、宅配ボックス、モニター付きインターホン、防犯カメラシステムを設置する。
家の外観、内部のデザインについて、一部分でも良いから、普通ではない、おっ!と言えるような意匠、配置、工夫が欲しい。

古いアパートのリフォーム（延命）をやめた本当の理由は、外観、内装を新しくしても、やはりごく普通の（古い）アパートにしか見えないので、面白くないと思ったからです。せっかくなら夢のある、自分で住んでみたいと思う家（アパート）を建てたいと思いました。

ザ・ハウスさんにご紹介いただいた4社の中で、当方のイメージに最も近い意匠と配置を提案いただき、それでいて建築費は最も安かった工務店さんに依頼することにしました。

依頼した工務店さんは輸入住宅を作られているので、こちらが言わなくてもそれらしい仕様を織り込んでくれて良かったです。（そうでない会社は、こちらが言ってもイメージに合うような提案が出て来ませんでした。）また、見積の内訳が詳細だったので、仕様変更等の検討がやり易かったです。

大工さんたちはとても一生懸命、丁寧に仕事をされてたように思いますし、その他の業者さんも真面目にやってくれたと思います。あえて細かい点をあげるとすれば、窓の取手の小さな傷や、ベランダの床に鉄の針金等が落ちていて、もらい錆がついたなどはありますが・・・。

契約時の工程表では4月解体工事、5月基礎工事着工、10月上旬には完成予定だったのですが、実際に入居可能な状態になったのは12月初めでした。当方は最初から12月中に賃貸開始できればいいと思っていましたので、のんびり構えて特に問題はなかったのですが、完工時期厳守の場合にはそれなりの対応が必要になるとは思いました。

ザ・ハウスさんの工務店リストに「従業員数3名」とあって最初は心配もありましたが、個々の工事はそれぞれの職種の職人さんが行うので問題ないことがわかりました。複数の物件を同時に進める状況の場合、各物件の工程管理を社長さん一人で行うことになるので少し無理が生じるのかも・・・と思いました。それでも、「従業員数3名」でいい家を作り続けている社長さんの人柄と力量はすごいものだと思いました。

利用して良かったと思います。
工務店さん側にはちゃんと対応しないといけないという緊張感があったように思いますし、こちらにはザ・ハウスさんを通しているという安心感がありました。それ以前の、自分で直接ビルダーさんと話をしていた時とは違う気がしました。