1986年 工学院大学専門学校中退
1987年 仁科建設入社
1993年 代表取締役社長 就任
【趣味】 ゴルフ・スポーツ観戦
【座右の銘】 建設は死闘・破壊は一瞬
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1986年 工学院大学専門学校中退
1987年 仁科建設入社
1993年 代表取締役社長 就任
【趣味】 ゴルフ・スポーツ観戦
【座右の銘】 建設は死闘・破壊は一瞬
仁科建設は祖父が北海道で創業しました。私も札幌の生まれです。二代目で大工の父が、私が6歳の頃に北海道では雪が深まる時期になると大工の仕事が減るので、その心配がない地域で仕事がしたいと考え、親戚が住んでいて馴染みがあった千葉に越してきました。
子供のころは、ものをつくることが好きで、プラモデルで車やお城を作ってコンテストに応募したり、ラジオを分解し組み立てたりしていました。また、物心ついた時から父や職人さんの背中を見てきたからかでしょうか、中学の卒業アルバムには、将来の夢は「一級建築士」と書いていました。 高校を卒業してすぐに父の下で修業をはじめましたが、父とよくぶつかり外に修業に出ていた時期がありました。
大工の仕事をしながら設計の勉強を続け、25歳の時に二級建築士をとり、仁科建設にもどりました。30歳の頃に一級建築士を取得して三代目を継ぎました。
会社を継いだ当初は不動産会社の下請け仕事をしていました。 それなりの仕事量はあったのですが、効率優先で建てる家は誰のための家か分からないことにやりがいを感じなくなってしまいました。 私はいい仕事をするためには、誰よりも自分自身が楽しむことが大事だと思っていますが、楽しむこともできませんでした。
日に日に「自分が本当にいいと思う家を、顔が見えるお客様に直接届けたい」という気持ちが強くなり、今から15年くらい前に、思い切って下請け仕事をやめる決断をしました。
「いい家」とは言っても、みんなそれぞれ違い、誰もが一言ではいい表せないもので、感覚的なものなんじゃないかなと思います。 小さい頃に過ごした実家の住み心地、旅行に行った時に「昨日泊まったホテルよりも、何か今日の方がいい感じだよね」といった、言葉ではっきりと言い表すのが難しい、ぼんやりとしたものだと思います。
ですので「いい家」をつくるために、とにかくお客様の話をじっくり聞いています。 私の仕事は、お客様がぼんやりと思っている「いい家」を形にすることです。 私とお客様がお互いに共感し合い、自然と会話が盛り上がり、そうして時間を掛けて打合せを重ねるうちに、いつの間にか何でも話せる関係になります。 間取りや性能は大事ですが、一緒に悩んだり、一緒に盛り上がったりした思い出がないと「本当にいい家」とは感じてもらえないような気がします。 そういう人間関係を築ける家づくりが目標です。
子供と一緒に野球に取り組んでいました。少年野球時代はコーチ・監督も務め、中学野球・高校野球をともに共有し過ごしました。その後、ゴルフにはまっています。なかなか行けませんが・・・。
次の2つを大切にしています。
・信頼を裏切らないこと
・何事も誠実に対応すること
すべての人の健康・成長・無事故に気をつけています。また、仕事を効率よく進めて、余裕を持って行動することを心掛けています。
いろんな面で寛容な人です。
だからと言ってのんびりしているのではなく、表には出しませんが、熱い気持ちを持った人です。あえてばらしちゃうと本人も自覚されていると思いますが、若干物忘れが多めです。
また、頭の中はお客様に喜んでいただける家を作ることと、ゴルフのこと、その二つが行ったり来たりしています(笑)