クローズアップ社長
登録工務店の社長インタビューです。
瀬戸建設/瀬戸 良幸社長

瀬戸 良幸社長/瀬戸建設株式会社

1970年 日本大学理工学部建築学科 卒業
1970年 横浜建築研究所 入社
1973年 (株)第一設計事務所 設立
1992年 瀬戸建設(株) 代表取締役社長 就任

【家族構成】妻+息子2人+娘2人+母
【趣味】有名建築物見学・美術館見学・旅行・ゴルフ・水彩画
【座右の銘】背水の陣

瀬戸社長をもっと知りたい!
― 工務店を経営しようと思ったのはなぜですか?

私は創業100年の建築請負業の家に生まれました。大工をはじめ、多くの職人が住み込みをしている環境で育ち、幼少期から大工道具に興味を持ちました。

カンナを実際に研いだり、墨つぼで糸を張って線が引ける不思議さに大変夢中になったのを覚えています。更に母方の祖父・祖祖父も宮大工をしており、葉山の御用邸や藤山雷太邸など歴史に残る建物や神輿(みこし)を造っていたと母親から聞かされながら成長し、自然に建築の道を歩み始めました。

瀬戸建設/神奈川県小田原市

大学では建築学を学び、設計力が建築を進める中で一番重要であるとの認識から、卒業後5年間は大学関係の設計事務所に勤めました。その後、設計事務所として独立し、15年間住宅を中心にあらゆる用途の建築設計を手掛ける中で、大手住宅会社の設計コンサルタントという立場で住宅設計に深く関わり、これらの経験を糧に1992年に家業を継承したのです。

― 瀬戸社長にとって「家」とはどんなものですか?

「家」は全ての建築の原点であり、どの建築よりも奥が深く、設計および施工にあらゆる可能性を秘めています。

家族の成長とともに変化するライフスタイルに柔軟に対応し、長い歳月に耐えられるシェルター的要素を持ち、自然との融合や街並みなどの景観にも重要な役割を担っています。私は建築を担う立場として、これらを満たした上で美しい住宅を提供することが大切だと考えてます。

― 今、一番夢中になっている趣味はなんですか?

若い時に学んだ透明水彩絵の具による風景スケッチですね。
久しぶりに絵の具まで買ったのですが・・・残念ながら機会を逸しています。

― 休日はどんなことをして過ごされていますか?

なかなか休日がとれませんが、先日、家族で鎌倉に行った際に立ち寄った横須賀秋谷付近の夕陽の美しさに、久しぶりに感動を覚えました。


瀬戸建設/神奈川県小田原市

また、弊社が中国から建材や家具を輸入している関係で、今年の春に中国広州市で開催された国際家具博覧会に招待を受け、行ってきました。展示面積約45万平方メートル、出展企業が中国本土、香港、台湾、日本、米国、マレーシア、タイ、シンガポールから約2500社というスケールの大きさに圧倒されましたが、各国のパワーを肌で感じることのできる素晴らしい機会でした。

― 瀬戸社長にとって大切なことは何でしょうか?

建築を通じて社会貢献をしていくこと。

地域密着の仕事をするということは、社会に大きな影響を与えることだと思います。だからこそ、いつも真剣勝負で一棟一棟に取組むべき使命をもった社員を育てることが、私の責任だと考えています。

― 日々、気をつけていることはなんですか?

クレーム産業と呼ばれる住宅業界の中でクレームを最小に抑える為に、打合せの完全記録化と確認を徹底しています。
クレームにつながる小さな事象に初期段階で取り組み、お客様と密に接することや報告・連絡・相談の重要性を朝会などで訴えています。

― 瀬戸社長の目指す住宅を教えてください。

・スケルトン(躯体)とインフィル(内装・設備)を明快にすること。特にスケルトンに力を注ぎ、超長期住宅を目指しています。
・住宅で出来る環境への配慮として、省エネルギー対策にも万全を講じています。
・外観・内観が美しいこと。外観を決定付ける要素として屋根の構成が重要です。

瀬戸建設/神奈川県小田原市

日本のように雨の多い国土においては、軒の出の深いことが望ましく、桂離宮を代表とした単純明快のシンプルさ、必要なものだけで構成される建物の持つ美しさを目指しています。これには設計段階で風・光・緑を常に配慮することを心掛けています。

※桂離宮(かつらりきゅう)・・・京都市西京区にある17世紀に造営された離宮。装飾を排した簡素な建築美を持ち、回遊式の庭園は日本庭園の傑作とされる。

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